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2010年3月18日
Scalable Networking Pack (SNP)の使用上の注意事項について
Windows Server® 2003 Service Pack 1以降、ネットワークアダプタのネットワーク高速化機能やハードウェアベースのオフロードテクノロジを使用し、ネットワークのスループットを向上させるための機能としてScalable Networking Pack (以降、SNP)が提供されております。この機能は、WindowsサーバOSとネットワークドライバ、およびネットワークアダプタが連携して実現されているものです。

しかしながら、SNPを有効にした場合、ネットワークのパフォーマンス低下やサーバへの接続ができなくなる等のネットワーク関連の問題発生事例が報告されております。後述の参考資料[文書番号: 948496]をご参照ください。

Microsoft社においても、SNPの使用については、ネットワークアダプタ、ネットワーク接続機器も含め統合環境による検証が必要であり、SNPを利用する為のシステム統合テストが十分に行われていない環境でのSNPの利用は推奨しておりません。

SNP機能につきましては、お客様環境・運用を想定した十分な事前評価をご実施いただき問題ないことが確認されている場合を除いて、無効に設定いただくことを推奨いたします。

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対象OS
Windows Server® 2003 Service Pack 1
Windows Server® 2003 Service Pack 2
Windows Server® 2003 R2
Windows Server® 2003 R2 Service Pack 2
Windows Server® 2008
KB912222 を適用することにて SNPが有効となります。
  Windows Server® 2003 Service Pack 2には、KB91222が含まれております。
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2
SNPを無効にする手順について
  SNP機能はデフォルトで以下のように設定されています。
TCP Chimney Offload  有効
RSS  有効
NetDMA  有効
  SNPは以下の手順にて無効にすることが可能です。
環境により手順が異なりますので環境をご確認のうえ実施願います。
重要
手順内には、レジストリの編集方法が含まれているものがありますが、レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。
レジストリを編集する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にバックアップしておく等トラブル対策を実施することをお奨めします。
なお、 レジストリの操作についてはお客様責任のもと行って下さい。
  環境-1
Windows Server® 2003 Service Pack 2
Windows Server® 2003 R2 Service Pack 2
  手順
 
  本環境において Microsoft社より更新プログラムが提供されており、更新プログラムの適用にて SNPを無効とすることが可能です。
   
  [ 文書番号: 948496 ]
デフォルトの SNP機能を無効にする、Windows Server 2003ベースおよび Small Business Server 2003ベースのコンピュータ用の更新プログラムについて
http://support.microsoft.com/kb/948496
  環境-2
Windows Server® 2003 Service Pack 1
Windows Server® 2003 R2
  手順
 
1. レジストリエディタを起動し、以下のレジストリ値を 0 に設定してください。
レジストリが作成されていない場合は、キーを作成し、値を 0 に設定してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters
   
 
名前  EnableTCPChimney
種類  REG_DWORD
 0
名前  EnableRSS
種類  REG_DWORD
 0
名前  EnableTCPA
種類  REG_DWORD
 0
   
2. 設定後にOSの再起動を実行してください。
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  環境-3
Windows Server® 2008
  手順
 
1. レジストリエディタを起動し、以下のレジストリ値を 0 に設定してください。
レジストリが作成されていない場合は、キーを作成し、値を 0 に設定してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters
 
名前  EnableTCPA
種類  REG_DWORD
 0
   
2. netsh コマンドで以下の設定を実行してください。
  netsh int tcp set global chimney=disabled
netsh int tcp set global rss=disabled
   
3. 設定後にOSの再起動を実行してください。
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参考資料
 
  [ 文書番号: 948496 ]
デフォルトの SNP機能を無効にする、Windows Server 2003ベースおよび Small Business Server 2003ベースのコンピュータ用の更新プログラムについて
http://support.microsoft.com/kb/948496/ja
   
  [ 文書番号: 948566 ]
Windows Server 2003 SP2がインストールされているコンピュータのTCP通信で
断続的に通信障害が発生する
http://support.microsoft.com/kb/948566/ja
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